歯周病治療
Periodontal treatment
歯周病認定医の院長にすべてお任せください!
院長は日本歯周病学会の歯周病認定医です
歯周病治療とメンテナンスのためには、定期的に通院していただくことが必要不可欠です。
院長は、日本歯周病学会の歯周病認定医であり、大学病院に勤務し、重度の歯周病治療を数多く手がけてきました。
そのため患者さんには、今のお口の状態やメンテナンス方法についてよく理解していただけるように、とくにカウンセリングにじっくりと時間をかけております。
家族のように親身に相談に乗り、丁寧なブラッシング指導を続けてきたため、勤務医時代からずっとメンテナンスにご来院いただいている患者さんもいらっしゃいます。
歯周病の治療やメンテナンスは、長いお付き合いとなりますので、家族といる時のように心安らぐ診療を心がけています。まずはお気軽にご相談ください。
- 日本歯周病学会について
「歯周病を克服することにより自分の歯を1本でも多く残すこと」を目的に、1957年に設立された学術団体です。会員には歯科医師、歯科衛生士が数多く所属しています。
- 日本歯周病学会の歯周病認定医とは
日本歯周病学会 歯周病認定医とは、通算3年以上歯周病治療に携わり、学会の定める研修施設で3年以上研修を受けた者のみに与えられる資格です。
お口の気になる症状、放っておいていませんか?
もしかしたら歯周病かもしれません!
- 歯をみがくと血や膿が出たり、うがいに混ざる
- 歯ぐきの色が赤黒くなってきた
- 歯が長くなってきた
- 歯と歯の間にものが詰まりやすい
- 朝起きると口の中がネバつく
- 口臭を指摘されるようになった
歯周病とは

歯周病は、歯垢・歯石・食べかすなどから発生する細菌(プラーク)が引き起こす感染症です。
初期段階は歯ぐきが腫れる「歯肉炎」ですが、この時点で自覚することは大変難しく、歯科医院の検診で発見されることがほとんどです。
症状を自覚するのは、次のステップの「歯周炎」の段階です。出血や膿などの症状が見られるようになったら、歯の土台である歯槽骨が破壊されている可能性があります。さらに進行すると歯槽骨が溶かされて歯がぐらつき、最終的には歯を失うことにもなりかねません。
歯槽骨は自然に再生することはないため、症状が悪化する前に、適切な治療で進行を防ぐことが必要です。
お口だけでなく、全身疾患の原因にも

- 歯周病が引き起こす
さまざまな全身疾患 - ● 誤嚥性肺炎
- ● 糖尿病
- ● 心臓疾患
- ● 早産・低体重児出産
- ● 血管の病気
- ● 脳血管の病気
- ● 関節炎・腎炎
- ● 認知症
近年、歯周病が上記のような全身の病気と関係していることがわかってきました。歯周病を治療せずに放置してしまうと、全身の健康まで損なってしまうかもしれません。
特に女性の方が妊娠中に歯周病が悪化すると、生まれてくる赤ちゃんへも影響を及ぼすことがあります。
「お口の健康=全身の健康」と認識して、日常から口腔管理をしていくことが大切です。

歯周病セルフチェック
- 歯ぐきに赤く腫れた部分がある
- 歯ぐきがやせてきた
- 歯をみがくと血が出る
- 歯ぐきから膿が出る
- 歯ぐきが下がってきた(歯が長くなった)
- 歯ぐきがブヨブヨしている
- 歯がグラグラする
- 歯と歯の間にものが詰まりやすい
- 口臭が気になる
- 朝起きると口の中がネバつく
上記の症状に1つでも当てはまる方は歯周病の可能性があります。
検査~メンテナンスの流れ
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1歯周病の検査 当院では患者さんお一人お一人の症状をしっかり把握するため、お話をうかがった上で歯周病の検査を行います。
検査① 歯周ポケット検査
まずは歯周ポケットの深さを確認します。当院ではより精密に診査するため、歯の周囲の測定を行います。この診査により、患者さんの歯ぐきの状態が詳細に把握でき、その後の治療計画をしっかり立てられます。検査② 歯周病細菌検査
歯周病は、細菌の種類によって治療方針が異なります。
当院では、位相差顕微鏡を使用してお口の中にいる細菌を生きた状態で観察し、細菌の量や種類を特定することができるため、より的確な治療が可能です。
検査③ 歯の動揺度検査
歯を器具でつまんで動かし、歯の動きや揺れを確認します。歯周病が進行してくると、歯を支える歯ぐきが下がってしまうため、動きや揺れを表す動揺度は大きくなります。検査④ 歯のレントゲン撮影
歯周病は進行するにつれ、歯を支えるあごの骨が痩せる「骨吸収」を引き起こします。この状態を調べるために、あごの骨のレントゲンを撮影します。検査⑤ 咬合検査
咬合検査 歯並びが乱れていると、歯垢が付着しやすくなったり、上下の歯の不安定な接触によって歯周病を悪化させる原因になることがあります。かみ合わせの状態を詳しく知ることも、歯周病の治療や予防には大切なことです。 -
2カウンセリング
検査結果をもとに、患者さんの病状をご説明いたします。 あわせて治療計画を説明し、適切な治療方法をご提案いたします。
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3歯周病治療
1.ブラッシング指導 歯周病治療で最も重要なことは、患者さん自身が毎日行う歯みがきです。歯並びや歯肉の状態はお一人お一人違うため、専門の知識を持った歯科衛生士がブラシやフロスなどの補助的清掃用具を用いて、患者さんに合わせたブラッシング方法をお伝えいたします。 2.スケーリング
超音波スケーラーや手用スケーラーなどの専用の器具を使って、歯を傷つけずにプラークや歯石だけを除去する処置です。 3.ルートプレーニング
スケーリングでは除去できない、歯根にまで蓄積されたプラークや歯石を除去する処置です。
器具は複数の種類があるため、対象の歯根の状態に合ったものを選択し、沈着した歯石やプラークを徹底的に除去します。 -
4再評価 Step3までの治療で、どの程度、歯周病の症状がよくなったかを検査します。
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5メンテナンス 治療が終わったら、メンテナンスで健康なお口の環境を維持しましょう。歯周病のメンテナンスとは、歯垢(プラーク)と歯石を除去する「プラークコントロール」を行うことです。毎日の歯みがきでプラークをできるだけ落とし、歯科医院での定期的なケアで、みがき残しや歯ブラシでは落とせない歯石を除去します。当院の歯科衛生士は歯周病ケアを得意としておりますので、安心しておまかせください。
歯周病治療と並行した矯正治療も可能です

矯正治療とは見た目をよくするための治療、というイメージをお持ちではないでしょうか?
実は矯正治療をすると、歯周病治療にもいい影響があります。かみ合わせがズレていると1本1本の歯にかかる圧力にバラつきが出て、歯の位置が動いたり歯ぐきが後退したりします。その結果、歯周病の悪化につながることがあるのです。
歯周病を改善するためには、歯が本来の位置にあることが重要です。
当院には治療経験が豊かな矯正担当医がおりますので、おまかせください。